カウンセリングについて(その3)

”カウンセリング”は、一般的によく知られている言葉だと思いますが、

”カウンセリング”と言っても目的や対象が異なっていたりし、色んなシーンで行われています。

例えば、化粧品、保険などの商品を購入する際、「あなたに合った、化粧品・保険を」ということで

購入前のカウンセリングもあります。

カウンセリングのシーンは違えども、お客(クライエント)さんのニーズに合った、

そして、メリットのある選択を支援するというエッセンスは、心理的支援・治療のカウンセリング

と一致するところだと思います。

カウンセリングについて(その2)でもお伝えしたように、カウンセリングは、対話中心療法や、

その他、標準化された心理療法(以下、技法)を行いますが、

どんな技法を用いようとも、治療者(セラピスト)とクライエントの信頼関係が最も重要です。

信頼関係が結果を左右すると言っても過言ではありません。

治療者(セラピスト)は、クライエントさんのニーズに敏感であろうとしますが、

時として、取りこぼすことや的外れのことがあることは否めません。

治療者(セラピスト)は、クライエントさんから多くのことを学び、そして、共同作業をおこなっていきますので、もやもやしたときには、ご指摘されると有り難いのです。