カウンセリングについて(その1)

さて、カウンセリングという言葉は知っているけど、どんなことするの?と思っている方は多いのではないでしょうか?

そこで少し、カウンセリングの一般的な流れを書いてみたいと思います。

まず、初回カウンセリングにおいて、クライエントさんの困りごとを伺います。

「私の困りごとはこれです」と明確に、そして具体的に分からなくてもいいんです。

”なんだか変”、”うまくいっていない感じ”、”理由は分からないが悲しくなる・涙が出る”・・・etc。

自分にとっての”嫌な感じ”をセラピストにお話しください。

そして、これまでの経過や背景を伺いながら、クライエントさんの問題について一緒に考え、

カウンセリングの目標を立て、どの方法(心理療法)でアプローチするか、セラピストから提案します。

もしかすると、初回カウンセリングでそこまで至らないかもしません。

ひとりのクライエントさんが複数の問題を抱えていることがよくありますが、

どの問題をどこまで取り組むかをセラピストと相談する必要がある場合もあります。

また、カウンセリングが進む中、目標が変わっていくこともあります。

目標が設定されたら、二回目以降は、それに向かってアプローチを開始します。

アプローチの方法(心理療法)は多数あり、セラピストも専門とするものがあって、

セラピストの数だけ色んなセラピー(カウンセリングではなく、治療という意味で敢えてこう書きますね)があるんですよ。

今日はこの辺にしておきます。

また、折に触れてカウンセリングについて書いていきたいと思います。