カウンセリング(その5)

生きづらさの源は、”親との体験”が多い傾向にあります。

ニーズに気づいて貰えなかった、認めて貰えなかった、共感して貰えなかった・・・。

”痛いよ~”と言ったのに「痛くない!」「泣くな!」「あんたが悪いさ」と親は言った。

褒めて欲しいのに、知らんふり、叱るときばかり注目した。

とても、とても酷い目に遭ったのに、「誰にも言うな!」と言った。

それらの体験から、私って大事にされなかった→”私には価値がない”などと思い込み、

現在に影響を与えます。

カウンセリングにおいて、セラピストの言葉で”私には価値がない”を刺激し、深く傷つくという事態も起こり得ます。

もう、カウンセリングは受けない!と即決するのではなく、セラピストへ自分の気持ちを正直に伝えてください。

嫌なことを伝えることは、多大な労力が要りますが、信頼関係を再構築することは自分の力を取り戻す・力をつけることになるはずです。

これは、カウンセリングの目的でもありますので。